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ヤブクマ
新しい環境に飛び込むと、心と体に思わぬ影響が出ることがあります。
それがいわゆる五月病です。
今回は、五月病の具体的な症状について詳しく解説します。
五月病は、新しい環境や生活に適応しようとする過程でストレスが蓄積し、心身に不調をきたす状態を指します。
特に進学や就職、転居といった環境の変化が大きい春の時期に起こりやすいと言われています。
五月病は、精神的な症状と身体的な症状が複合的に現れることが特徴です。
やる気の低下 日常の活動に対して興味を持てなくなることがあります。
抑うつ感や不安感 将来への不安や、気分が沈む状態が続きます。
思考力や集中力の低下 簡単な判断や決定をすることが困難になる場合があります。
感情のコントロールが難しい イライラしたり、感情が高ぶることが増えることがあります。
食欲不振 食べ物を摂る意欲が減少し、体重が減ることがあります。
不眠や睡眠の質の低下 十分な睡眠が取れない、夜中に何度も目が覚めるなど。
全身の倦怠感 どれだけ休んでも疲れが取れない感じが続きます。
動悸や息切れ 緊張状態が続き、心臓が速くなるような感覚があります。
頭痛やめまい、腹痛 ストレスが原因で体の各部に不調が現れることがあります。
自分が五月病かもしれないと思ったら、以下の項目をチェックしてみてください。
日常の活動に対するやる気が著しく低下している。
将来のことを考えると強い不安感を覚える。
何をしても楽しいと感じられない。
感情が不安定で、急にイライラしたり涙ぐんだりする。
仕事や勉強に集中できず、効率が落ちている。
食欲がなく、体重が減少している。
夜に眠れず、朝起きるのが辛い。
疲労感が常にあり、休息を取っても回復しない。
動悸や息切れ、または胸の圧迫感を感じる。
頭痛や腹痛が頻繁に起こり、生活に支障をきたしている。
友人や家族とのコミュニケーションを避けている。
過剰にアルコールやタバコを摂取している。
ストレス発散のために過食や衝動買いを繰り返している。
仕事や勉強を放棄したくなる気持ちが強い。
趣味や楽しみにしていた活動への意欲が湧かない。
上記のチェック項目の多くに該当する場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
五月病の症状は、精神的・身体的な不調が複合的に現れることが多いです。
特に新しい環境に適応する時期には、無理をせず自分の心と体の声に耳を傾けましょう。
もし症状が続く場合は、専門家に相談することをおすすめします。